さまざまなギガビット対応ルーターが販売されているが、名前通りの1Gbps通信ができないものもある。
よもやそんなことは想像もしなかったので、まんまと掴まされてしまったうえに、
同じような知り合いも何人かいたため、そうならないためのその注意点を書きます。特に有線LAN!
メーカーからしたら、
・ギガビット”対応”してるだけでギガビット”通信”できるとは言っていないということなのか
・小さく但し書きで書いてるからセーフということなのか
・無線LANは対応してるから、有線LANなんかどうでもいいということなのか…
☆注意点1: 実効スループット値はいくらか☆
穴(ポート)は1Gbpsでも、ルーターの処理する能力が低ければ速度は出ません。
これが実効スループット値。よもやそんなものを裏に隠しているとはつゆ知らず、
実効スループット値300Mbpsのものを買ってしまいました。
かなりの製品にて、すごく小さい字で書かれています。
ここのサイト→「製品一覧 | AtermStation」[↗]のようにキチンと書いて欲しいものです。
☆注意点2: 有線LANで使う場合、LANポートの速度が1Gbpsか☆
最近は無線LAN・Wi-Fiが盛んということで、パッケージには無線LANの速度がデカデカと書かれています。
でも、有線LANで使いたい場合は、その速度はでないかもしれません。
WAN側(インターネット側)ポートは1Gbpsでも、LAN側(PC側)ポートは100Mbpsしか出ない製品がありました。
☆注意点3: そもそも部屋まで1Gbps来ているのか☆
マンションなどの集合住宅でありがちな罠です。
プロバイダーとギガビット通信の契約をしたつもりが、
集合住宅までが光回線1Gbpsで、各部屋はVDSL50Mbpsしかないことがあります。
この場合、ギガビット対応ルーターを買う意味はあまりありません。